我が家の娘。ついに、おっぱいを卒業しました!
産まれてから毎日毎日どんなときも飲んできたおっぱい。
わたしが目指したのは、無理やり辞めさせるのではなく、自ら辞めていけるよう促しながら「卒乳」できそうなタイミングで「断乳」すること。
今回は、その記録も兼ねて断乳成功のポイントをお伝えします。
すぐに読める目次
断乳・卒乳の時期
わたし自身、授乳が好きで至福の時間だと感じていたので、初めは欲しがるまであげようかなと思っていました。仕事復帰が1歳0ヶ月ではなくなったので(待機児童で育休延長中)、1歳までに辞めさせなければ‥!という焦りもありませんでした。
ただ歯が生え始めたころからたまに乳首に痛みを感じるようになったことや、順調に授乳回数が減ってきていることから「断乳」を意識し始めました。
なにより、娘がなんでもよく食べる子で、順調にすくすくと成長してくれていたのが大きかったです。
1歳の誕生日を迎える頃にそう決意したのです。1歳2ヶ月の12月中に出来ればいいなぁ、と。
断乳までの授乳頻度
生後9ヶ月 4回/日(朝、午前、午後、夜)
生後10ヶ月 2.3回/日(朝、午後、夜)
生後11ヶ月 2回/日(朝、夜)
生後12ヶ月 1回/日(夜)
1歳を過ぎてからは、夜ねんねする前の授乳のみでした。ただ結構しっかり飲んでいたので、このラスト1回を本当に辞められるか心配もありました。
断乳時(1歳1ヶ月)の生活リズム
8:00 起床
8:30 朝ごはん
12:30 昼ごはん
14:00 お昼寝
18:30 お風呂
19:30 晩ごはん
20:30 授乳
21:00 就寝
お昼寝は、1歳になるまでは朝寝もしていましたが、1歳を過ぎてからは1日1回午後のみになりました。1~2時間ほど寝ます。
夜は夜間断乳して以降、まったく起きず熟睡で朝までぐっすり寝ます。
「もうすぐおっぱいバイバイだよ」
順調に授乳回数が減ってきていたので、娘にももうすぐ断乳するということを伝えるようにしていました。
1歳頃からこんな感じで、娘に話していました。もちろんまだ娘と会話はできませんが、それでもしっかり言葉にして伝えました。
娘に伝えると言いつつ、こうして言葉にすることで自分にも言い聞かせていたように思います。
断乳開始!その日は突然やってきた
12月に入り、そろそろだなぁ、何日からにしようかカレンダーをみて決めよう、と思っていた頃。仕事終わりに我が家へ遊びに来てくれた父(娘の祖父)が娘の相手をしてくれていた日のことです。
夢中でじじと遊んでいた娘、お昼寝しないまま夕方に…
お昼寝なしは初めてでしたが(もう今から寝かせるわけにもいかない…これは急がなければまずい!)と、急ピッチで晩ごはんの準備をしている時でした。
娘、じじと座って遊びながら…半目で船を漕ぎ出し、こっくんこっくん…
じじが抱き上げたら、全身をあずけてストンと眠ってしまいました。もう体力の限界だったようです。このとき18:00。
・・・迷いましたが、もうこのまま寝かせることにしたのです。
寝ている娘を楽なパジャマに着替えさせ、寝室へ。
時間こそ遅いですが、本人にしてみれば遅めのお昼寝。もちろん夜の就寝ではないので、寝る前のおっぱいもありません。
お風呂と晩ごはんが無しになってしまったので夜中に起きるのではないか、朝まで寝てくれるのか、と不安でした。
我が子の断乳レポート(13m20d〜)
その日からの娘の様子を3日間記録しました。
断乳1日目
昼寝せず…
17:55 遊びながらウトウト
18:00 限界がきてそのまま就寝
:
2:30 起きてベッドでゴロゴロ〜
( 空腹を心配したけど深夜なので母寝たフリ )
3:40 麦茶をのませたらすぐ寝た
:
8:00 起きないので起こして起床
(ハイチェア直行でもりもり朝ごはん)
夜中に起きましたが、寝たフリをしていたら1時間ほど1人で遊んだのち麦茶を飲んでまた寝ていきました。本当に、おっぱいなしで1日過ごせてしまいました!
断乳2日目
おひるね 1回(ベッドで11:20~12:00)
20:25 麦茶のんで寝室へ
( おっぱいもらえなくて5分泣いた )
20:45 就寝
:
8:30 起こした、おっぱい圧抜き
寝室へ行って 常夜灯にしたらいつものおっぱいがもらえないからか号泣。5分ワーワー泣き続けましたが、もらえないことが分かったのかスっと諦めて寝ようとコロコロし始め、あっという間に寝ました。
欲しがって泣いてくれて嬉しかったです、5分だけでしたが(笑)
翌朝12/5、少しおっぱいが張ってほんのすこし痛みがあったので(主に左)、圧抜き程度に絞ってみたらジワァ、ピュー…捨てるの寂しくて涙。娘に見られないよう気をつけました。
断乳3日目
おひるね 1回(車内→ベッド 14:00~16:20)
20:25 麦茶のんで寝室へ
21:10 就寝
:
7:50 起床
歯磨き終わりで機嫌が悪くグズグズ泣きからのスタート…でもおっぱいを欲しがる感じでもなく、すぐ泣き止んで私の鼻の穴に指突っ込んだりしてました(笑)眠そうにコロコロコロコロ〜お昼寝が長かったから寝るの遅かったです。寝る時は相変わらず、ママの袖に腕を入れてきます。
無事に断乳・卒乳できました
こんな感じで、あっけなく断乳できてしまいました。
ただ、遅めのお昼寝のまま寝かせたあの日、母はとても悩みました。
突然やってきた、丸一日おっぱい無しの日。これは断乳のチャンスかもしれない!でも、こんな感じでスタートしてしまってもいいのだろうか?
しっかり日にちを決めて、
って伝えるべきなのではないか。最後の授乳タイムを私自身が噛みしめなくてよかったのだろうか。
それでもわたしがあの日、やっぱり今日このタイミングで断乳しよう!と思えたのには理由があります。
- これまでも娘にはバイバイすることを伝え、自分にも言い聞かせてきたのである程度の覚悟ができていた
- 1歳の時に「授乳中の母娘の姿」「授乳中の娘」を撮影してもらっていた
- 私の授乳への気持ちが「もうやり切った」と思えるものだった
このことから、私はあの日をきっかけに断乳することにしました。
自ら決めた断乳日前夜に「最後の授乳」を噛みしめた方がよかったのかもしれませんが、きっとわたしは泣いてしまいます(笑)泣かずに終えられたので、これで良かったかな!
なにより私の断乳の想いとして「娘のための卒乳、娘がしやすいように」と自分の気持ちよりも娘第一で考えたかったのです。だから本当に突然でしたが後悔はありません!
このチャンスを無駄にしたくない!という思いが、断乳に踏み切らせてくれたと思います。
ただしこれは、私の場合です。
誤解しないでいただきたいのが、断乳するのがオススメな時期等をお伝えするつもりは全くありません。
断乳はこの時期に、なんていう決まりもありませんし、それを決められるのはママだけ。
「まだ欲しがってるのにもう断乳するなんて可哀想」「まだもう少し授乳していたい‥」という気持ちがママに少しでもあるのなら、まだそれは断乳する時期ではないと思います。
周りが何と言おうが、お友達がもう卒乳していようが、やっぱりママのわが子を想う気持ちが一番大切。ママが納得してはじめて、子もママを信じて頑張って卒業してくれるものかな、と感じます。
断乳・卒乳のポイント
私が娘を通して、感じた事や実際に終えてみて断乳成功の秘訣だと思ったことをまとめました。
- 授乳回数が順調に減ってきている(おっぱいが張らなくなってきている)
- 子がおっぱいに執着していない
- おっぱいがなくても子が寝ていくことができる(トントンなど)
私自身はこれらが大きかったです。このポイントがクリアできていなかったら、いくら乳首が痛くても踏み切れなかったと思います。
断乳を終えてみて
思ったよりも、あっけなく?というか、夜間断乳の時ほどの苦労はなく、すんなりと断乳できたと思います。
やはり大きかったのは、徐々に授乳回数が減らせてきていたこと。
娘に無理をさせずに、時間をかけて1ヶ月単位で減らしてきていたので、その延長で1回/日→0回/日にできたと感じています。
ただ、これはあくまで娘の場合です。我が子は、比較的おっぱいへの執着はない方だと思います。
おっぱいが欲しくて泣いたり、服をめくってせがんだり、なんてことは全くありませんでした。
おそらくですがどちらかというと「ごはん(離乳食)」が大好きなんだと思います、本当によく食べるので(笑)
おっぱいが大好きな子だと苦労する話も聞くので、こればかりは人によるのでしょう。あくまで娘の場合ですが、これから断乳される方へなにか参考になれば幸いです。
ちなみに、この記事で「断乳」「卒乳」どっちのワードも使ったのは、娘の場合どちらとも言えるのではないかと思ったからです。
「断乳」・・・私が決意して、そろそろバイバイだよ、と娘に伝えてきたという意味では、断乳かな。
「卒乳」・・・突然やってきたけど丸一日おっぱい無しで過ごせた娘のタイミングで開始したという意味では、卒乳なのかな。
卒乳を促しながら断乳したかった私としては、結果的に無理なく卒乳させてあげられたような気がして嬉しかったです。
わたしたち母は「飲ませていた」のではなく「飲んでもらっていた」んですよね。わたしに授乳という経験をさせてくれた娘に、感謝の気持ちでいっぱいです。
密着できる授乳タイムがなくなるので、これからはスキンシップの時間をこれまで以上に意識して作っていきたいと思います。
ちなみに、卒乳後の現在は桶谷式母乳マッサージに通い、おっぱいケアをしてもらっています。そのことについてもまた書きたいと思います。
長い記事になりましたが、ここまで読んでくださってありがとうございました^^